「NHKハート展」でのご縁で二人展開催について
「NHKハート展」とは障がいを持つ方々からの詩を公募し、その中から50点を選び、その詩を各界の50人に振り分け、
詩を読みイメージを主 に平面(絵、写真等)で表現し、それらをペアで展示し、全国を巡回展示するというイベントです。
誰にどの詩が送られてくるのかは、送られてくるまでは全くわかりませんし、
また、どのように作画者が選ばれているのかも分かりません。
2008年突然NHKからハート展の開催趣旨と受諾伺い書が届きました。
戸惑いながら、思い切って受諾の意をお伝えしたところ、後日吉元耕平君の詩が送られてきました。
その詩に対して私が絵を描いたことがご縁で、その後年賀状やお互いの近況を綴った書面での交流が始まりました。
いただく手紙は詩そのもの で、いつも楽しみにしています。
昨年吉祥寺ギャラリー・ボンブラでの私の小品展にもお母様と一緒に来てくださいました。
ハート展での詩の入選は2007年、2008年、2012年と3回されていて、その詩を書く才能は素晴らしいものです。
その詩を読むと、よく「目から鱗が落ちる」と言いますが、まさに「心から鱗が落ちる」という気持ちになります。
耕平君は詩だけでなく、絵も好きで並々ならぬ才能を発揮しています。
以前から、二人展が出来たら楽しいだろうなと思っていましたが、その時 ギャラリー・ボンブラからそれを実現しようとの
暖かい提案をくださり、今回の展覧会開催の運びとなりました。
展示作品は耕平君の絵と詩(各5点程度)を主に展示し、私の絵はそれに寄り添うという形で油彩画の小品2点を展示する予定です。
是非ともご高覧よろしくお願いいたします。
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